観音峠を越えて唐津へいくぞ。行楽編

久しぶりに地平線がギザギザしてない海を見た。
風もなくていい天気です。






陽が射してくると・・・






この子たちもあったかそう。






いっそ今日行ってれば、あんなことは無かったかなと・・・

では、振り返ってみますか。
昨日出かけたのは、寒いけど風は無いよ、という予報と、
来年に向けて、寒い中の走りかたを思い出そうということで。
何しろ、冬の装備で走ったのは2月の熊本。それもDNFでしたからね。

服装は、上がヒートテックの上にもう一枚長袖を着て、その上に前掛けみたいなブレストウォーマー、
そのまた上にウインドブレークジャケット。首にはネックウォーマー。
下は、レーパンにウインドブレークタイツ。
足元は靴下の2足履きにシューズカバーも携行することに。
手はインナーグローブにホームセンター手袋を基本に、
ウインドブレークグローブとひょっとして暑くなるかもと指きりグローブも。
もう、真冬ちょっと前の装備です。
これだけ持っていくんで、今日はオルトリーブLのサドルバックは止めて、バックパックを使います。
ジテツウで慣れてるのか、バックパックを背負っても肩もこらないし苦にはなりません。

さてさて、コースはこんな感じ。約140キロ。
今回は川もたくさん渡ります。でもこの距離ならゆっくり走っても明るいうちに帰るでしょう。






スタートして20分弱。7時に矢筈ダムに着きました。最初の川、六角川の上流です。
走り始めたばかりですが手の冷たさが尋常じゃない。さっそくウインドブレーカーグローブに変更。
こんなことまでしてなんで来たのかとちょっとだけ考えてみたりして。






さて、最初のお目当て。神六鎮守神社の公孫樹です。まだ、ほの暗いせいかカメラもぶれてますな。
いやいや、てっきり落葉したかと思ってましたが、まだ青い葉も残ってて。また来ます。






8時、2番目の川、塩田川越しに多良山系を望みます。左端の朝やけの中には雲仙岳が・・・






長崎本線を越えて国道444号線へ。これから先はしばらく有明干拓地です。






畑に向こうには、あっ、天山か。上の方が白くなっているような・・・
ここにきてようやく、朝早く起きてきた甲斐があったかと。
満足感がじわじわと沸いてきました。






8時半、爪先が冷たさで痛い。堪らずシューズカバーを装着します。
これで冬装備コンプリートです。
雨や夜間走行などこれ以上の寒さとなったらカイロ投入で対応するしかないか。
でもネックウォーマーは外しました。






8時50分、再び六角川へ。今度はほぼ河口の住ノ江橋から。
天山と有明海で漁をするための小舟か。
(天山、天山って言ってるけど本当か。あの山の上だけ空が明るくて余計に雪の白が目立ちます。)






目を転じて河口側。今日は晴れる予報が、まだまだ曇り空。雨が降らないだけまだましか。






国道444号から県道43号へ。
えっ、バルーンフェスタは終わったばかりというのに気球が8機ほど。
ちなみにバルーンは1機、2機と数えるそうで、スイカみたいに丸いからといって1玉、2玉かとは言わない。
工場の煙がまっすぐに登って、ホントに今日は無風です。






10時前。佐賀大和まで来ました。朝早く出発すると時間に余裕があって気持ちがゆったりしますな。






朝5時ごろにおにぎりを2個食べましたが、お腹ぺこぺこ。
朝からなんですが、カップラーメンを天山と街路樹の並木を見ながらいただきました。






さて、ここから坂を登るかと意気込んでいたら、何と肥前一宮の與止日女神社がここにありました。
それに猿田彦大神の文字も。一宮となれば寄ってみるしかないか。






考えてみれば、ここは一宮に相応しい場所なんでしょう。
平野が尽きて山に接してそこに川が流れ落ちてくるわけですから、ここなのかなって感じですね。






いい色に色づいてました。この後、赤や黄色やと紅葉は飽きるほど見ることになるんですが。






今日3つ目の嘉瀬川。さあ、これからこの川の右岸を登っていきますよ。
道は国道323号をまっすぐ唐津へ行けばいいんで迷うことは無いんですが、勾配はどうでしょう。






思わずトンネルが。予想してなかったんでびっくりですがゆっくりと登っていきましょう。






11時10分。古湯温泉到着。やっと雲が切れて晴れてきた。
気温が上がったのと、坂を登ってきたんで背中に汗をかいてきました。
ここで、ブレストウォーマーを脱いで、グローブも普通に戻します。






いい景色ですが、休憩もそこそこに。
初めて走る峠越えなんで、どこが頂上かわからないうちは何となく落ち着きませんな。






嘉瀬川ダムに着きました。結構でかい。それにいい天気です。
このダムのあたりが峠登りの中では平坦地かな。
あの先を左に折れて登っていけば、観音峠のはずです。






やっぱり山から降りてくる空気は冷たいなと思いながら登っていると、
ゲッ、路肩には残雪が・・・

長くなったんでまた明日。それほど長くするほどのことじゃないんですが・・・
では、明日の 観音峠を越えて唐津へいくぞ。苦闘編へ