時にはジャズ的。


低気圧の通過で荒れました。
明日は良さそうだけど、週末はまた雨の予報です。
というわけで、家に籠城した時のために借りてきました。






イタリアの自転車工房物語   砂田弓弦(2006)
ジャズ的   平岡正明(1997)
ジャズのある風景   山中千尋(2013)
水のように音楽を   黒田恭一(1995)

「イタリアの・・・」は、ホントに週末の暇つぶし用。と言いながらもう目を通してしまいました。
何しろ8年前の発行ですから、乗ってる写真はまだカーボンが隆盛する前のアルミや鉄。
まぁ、もともとクロモリを見たかったんでそれはいいんですがね。
やっぱ、デローザなんかいいですな。

あとの3冊は、ひょっとしたらまた昔のようにしっかりと聴くきっかけになればと思って。
といっても、いまさらCDの解説本なんかを読む気はないんで、よさげなものを図書館で選んでみました。

昔はね、スイングジャーナルとかいう宗教本がありまして、「○○名盤」とか選ぶもんですから、
それがいいんだろうと素直に信じて、面白くもないのも名盤なんだと、思いつめた顔で聴いてました。
今夜はコルトレーンと対決だ。もっと音に“対峙”するんだ。とかね。
そもそも諸悪の根源はスイングジャーナルだ。

ただ、黒田恭一さんはクラシック畑の評論家。
クラシックはほとんど聴きませんが、この人の評論やFMから流れてくる語り口が好きでした。
ことさらクラシックの周辺にある音楽をやさしく楽しげに語るときは。

でも、また学生の頃のようにのめり込みと、
あの頃はコーヒーでよかったけど、今だとせっかくの禁酒が・・・