いっそ、梅雨を楽しむか。
相変わらずの湿気、蒸しますね。
こうなりゃ、いっそのこと思いきり汗をかこうと夕方ポタに出かけました。
軍艦島もかろうじてシルエットだけ。
太陽なんて、西の空にマーカーで印を付けたような感じです。
おっ、左上の黒い点はトンボ。雨が上がると飛びますね。
曇り空のせいか気温はそれほど高くもなくて、抹茶フラッペだと頭キーンとなりそう。
だから今日はジャイアントコーン。
で話はここから。
ジャイアントコーンをコンビニ駐車場の一番奥のタイヤ止めに座って、
湿った空をボーと見ながら食べていると・・・
ほかにも駐車スペースはいっぱい空いてるのに、なぜかワタシの横に原チャリが。
ちょっとダボついた作業服の上下を着たぽっちゃり系の若者。
原チャリ止めて、フルフェイスを脱ぐと茶髪ロン毛の後ろ姿。
なんだかな〜。ゆっくり食わせてくれよ、ジャイアントコーンを。
店に入っていくのかと思いきや、なんとワタシの横に来た。
座ってるワタシを鋭い目つきで見下ろしている。
めんどくせ〜な。なんなんだよお〜。と思っていたら、
「おっちゃん、俺わかる?」
「えっ、・・・。いや、ごめん。わからん。」
「○○○です。」
「えっ、○○○!!!」
見た目の変わり様と想定外のシチュエーションに驚くばかり。
なんと、息子の同級生でした!!!
それでも大概は、
「おう、元気しとったね。頑張れよ。」「はい!」みたいな感じで終わるんですが、
彼はワタシのとなりに座り、そして煙草を取り出した。
「今、帰り?仕事、なんしよっと?」みたいに話を切り出してみると、
自分のこと、仕事のこと、うちの息子や同級生のこと、最後にはワタシのことまで。
「なんか、職人以外の仕事がしたいな。」とも。
ジャイアントコーンをかじるヘルメットおじさんと煙草をくゆらす若者と。
彼のタバコが2本目に移りそうだったんで、
「暗くなる前に帰るよ。怪我せんようにね。頑張れよ。」
と言って先にコンビニを出ました。
もちろん、後で原チャリに抜かれたんだけど、追い越しざまに手を上げてくれて。