海に還る。
昨日のこと。
こんな雲が浮かんだ日、
久しぶりに権現山に行ってみたけど、水平線あたりは相変わらず霞んでて、
長崎港も軍艦島もはっきりしませんな。
椿には実が鈴なりに。
日陰にはまだ色が残ったアジサイが。
このままドライフラワーになれば、またいただきに行きたいと思います。
その帰り、冒頭の写真の大立神が見えるカーブの少し上、
この写真だとカーブを曲がって少し来たところに車を止めて、
あの先に向けて手を合わせる男性が。
白髭に帽子をかぶった70歳ぐらいでしょうか。
大きなお世話だし不躾だったんだけど、気になって尋ねてみたら、
奥さんをこの海の沖に散骨したんだって。
「長崎はお墓を大事にするけどね。
本人の希望でね。
もう一人になったから、月に4〜5回はここにきてるかな。」
そう言われて、沖を見ていたら、それもありかなと。
たぶん、そうするかもね。