佐世保のYOSAKOI祭りに行ってきた。(続き)
さて、帰りはどうするか。
結局、少し汗をかこうということで、柚木から国見トンネルを抜け有田に下りて波佐見に戻ることにした。
去年の「こころ旅」で、日野さんがみかん山を目指しながら途中から軽トラの助けを借りた国見道路。
方向は逆だけど、心して登ります。
ここは瀬戸越の交差点を右に折れて佐世保工業高校を過ぎたあたり、もう昔の記憶が全くない。
もちろん、昔通ったと言っても車ですから自転車では初めてですが。
道路は路肩も広く舗装もきれいで登り基調だけど快適です。
12時30分。日陰でちょうどいいくらい。日射しが強くて直接あたると痛いくらいです。
相浦川に沿って、あの山を越えていく予定ですが、峠までの距離感と上の方の勾配が分からないんでちょっと不安。
思いっきり潔い時刻表。行先は潜木だけ。(潜木=くぐるぎと読むらしいが難読地名でしょう。)
七曲の次のバス停が、名前の割には控え目な鳥居の「大神宮」です。
おおっ、遭遇しないと思ってた路線バスがやってきた。
確認してみると潜木を12:43に通過するやつです。「大神宮」でおばさんが1人降りて、もう誰も乗ってません。
こんなどうでもいいことを書いてると、いつになったら峠に着くんでしょう。
と言いながら、とにかくいい天気。登り勾配が苦にならない。実りの秋を写生する人もいて。
誰が植えたんでしょう。思わず国道から離れて撮りに来ました。・・・進みません。
まっすぐ進みます。もうすぐ峠のような匂いがするんですが・・・
国見五島うどんとかいうお店の前から撮りました。ずいぶん登ってきた。
中央あたりが瀬戸越でしょうか。その奥は地図から見ると九十九島のはずですが。
やっとトンネルが見えた。ということは頂上です。いやぁ〜、そんなに辛くもなく楽しかったです。
国見トンネル。955メートル。歩道も走れそうですが、路肩もきれいで濡れたとこもなく走りやすい。
おおぉぉ!有田市街が一望のもとに。
今日はライダーのグループも(白バイも)峠乗りに来てました。ここの売店で・・・
有田名物のきんかんアイスを頂きました。味は・・・冷たかった。
さぁ、あとは下るだけ。奥の方に伊万里の市街地が見えます。
棚田の向こうに伊万里湾。この後、伊万里と有田の分岐を有田の方へ下っていきます。
今日は羽虫がすごくて、ダウンヒルの爽快感がいまいち。
ルートラボの標高図じゃそんなに変わらないけど、こっちから登るの辛そうです。
と急にこんな風景が。昨日の冒頭の写真になるんです。
たまたま今日、国見道路を通る気になって有田の方の分岐を選んだ偶然が見せてくれた絶景です。
2時30分。有田の下りてきた国見山系を振り返ります。あの中腹を左から右に下りてきました。
最近、こいつらが路肩にいるんです。役目を終えたのか、路面が暖かいのか。踏まないように気をつけて。
で、今日の走行距離、64キロ。あんまり走ってないね。でも満足度は200%です。
そのうち佐世保のYOSAKOI祭りは30%、残り170%は天気が良かった国見道路でした。
お疲れ様でした。