露の世は・・・




防波堤の左に霞んだ輪郭が、雲仙岳

そのまま視線を伸ばした先が熊本市
そのもっと先が次男が暮らす南阿蘇村です。
とてもとてもいいところです。

そこへ昨夜の地震


息子は熊本市方面へ友達と車で出かけてました。
急いで阿蘇へ戻ってはみたものの、道路は陥没、阿蘇大橋は崩落。
アパートへ戻ることもできず、
かといって避難所に行っても、ひっきりなしの余震で生きた心地もせず。

何度かのLINEのやり取りのあと、
「とりあえず、(長崎へ)帰るけん。」と。
暗い中を走り続けて、昼に友達2人を連れて帰ってきました。

一人は栃木の子、もう一人は大分の子。
そして大分の子は、あの潰れたアパートの1階に住んでいる子。
たまたま外に出てたから難を免れました。

3人ともゆっくりと風呂に入り、そのあとに聞いたニュースは同じ学生の死。
同級生や後輩の。

そのうちの一人は、息子が部長を務めた時のサークルの後輩。
「しょうがない。寿命だったんだ。」って、自分に言い聞かせるようにいってはいたけど。
たまらないショックを受けている。


露の世は露の世ながらさりながら

忘れていい言葉だけど、こんな時はいつも思い出してしまいます。




BRM423熊本200・400km有明
中止か延期かは別にして、とりあえず取りやめとなりました。

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