お盆も終わって。

暑い日が続きます。高齢者には辛いねぇ。
今日は15日。お盆です。
でもワタシは暦通りの出勤です。

と言いながら、午前中には地区のペーロン大会に顔を出し、
仕事から帰ってくるとお墓に行って線香をあげ。

夕飯食べたら、自治会の精霊船流しへ。
まるっきりのお盆モード。

そんなこんなで今年のお盆も、つつがなく終わりました。




だからだから、今日は、ウオッカの炭酸割。

さてさて、先日借りた宮本輝の「真夜中の手紙」には、
今日はこれを聴いて寝ますと、クラシックやジャズの曲名紹介があります。
ワタシもそれを真似て、
今日は、The Modern Jazz Quartet「The Last Concert」の
1曲目、「朝日のごとくさわやかに」
3曲目、「サマータイム」を聴いて寝ます。
これでお盆の疲れが消えるはず。

ちなみに宮本輝と一緒に借りた佐々木幹郎「自転車乗りの夢―現代詩の20世紀」によると、
中原中也は詩集「山羊の歌」の中の「いのちの声」でこんなことを言ったそうな。その冒頭。

僕はもうバッハにもモツアルトにも倦果(うみは)てた。
あの幸福な、お調子者のジャズにもすっかり倦果てた。

ワタシの場合、幸福でお調子者のジャズだからこの歳まで倦果てることもなかったようですよ。

それにしても、「倦果てる」なんて言葉、聴いたこともなかった。
間違いなく物事の億分の一も知らずに死んでいくんでしょうね。

そういえば、宮本輝は「真夜中の手紙」のなかで、
日本人の民度が落ち続けていることに怒りと諦観を発しております。

民度を下げている一人としては、非常に耳が痛い。  です。

ワタシに足りないもの。 矜持。品格。知足・・・・・・・・・・・・・博愛・・・・・・・

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