波佐見から平戸大橋へ 後編


久しぶりの平戸大橋は、快晴のせいか、自転車で来たからか、はたまた日ごろの行いか、

ウワッと声が出る圧倒的な眺望。本土側からの眺めをどうぞ。










こんな景色は見たことあったっけ。 昔よく来てた頃は、アフロのお兄ちゃんたちと夜中に車でブンブンブンだったしね。
景色よりももっと違うものを見てたんでしょう。





橋の中央まで歩道を渡ってきて、佐世保方面を望む。 どう、この眺め。





「あの水平線の向こうに必ず行ってやる。」って、今はルフィーが言いそうだけど、
おいら的にはトリトンかな・・・イルカに乗って。なんたって昭和だし。





橋を渡って平戸側の公園から。今日は平戸を巡る時間がないんで渡っただけですぐに折り返します。
橋を往復する間、足の痛みなんてまったくなし。現金なもんだね。





復路、大橋から北を望む。後で知ったんだけど、本当は自転車で(乗って)渡れないんだって。





右手に旧田平町、左手に平戸市街です。南側とはまた様相が違いますね。





平戸大橋をあとにして、唐津街道国道204号線を松浦市へ向かいます。早速、足の痛みがぶり返す。
腹も減ってきたのでコンビニ休憩。
新製品の「カップヌードルGOLD金のゴマ入りチキンソルト味」を選んでみたが、
お湯がぬるかったせいか長い名前の割にはいまいちでした。
一人じゃなくて汗をかいてなければ、お店に入るんですがね。こんなことじゃ、夏の間の輪行は無理。
温泉にでも入らないと周りの人に申し訳なくて電車に乗れそうもない。・・・ んっ!温泉!





ここから松浦を経由して伊万里まではアップダウンが続く海岸線の道。
時折、左に海を見ながら、同じような景色、同じような道が繰り返す。
このアップダウンがボディブローのように効いてくるんです。
ただし、ボーっとしてると、「オオグンタマのメス」が流れ始めるから要注意。





12時40分。踏み切りの警報機が鳴り出した。今日初めてのMRです。
このあと何度かすれ違いますが写真が撮れたのはここだけ。昨日の島鉄といい1両編成が楽しいです。





松浦市に入って御厨駅を過ぎたあたりから、今まで苦しめられた向かい風が追い風に。
足がラク〜。重いギアでぐいぐい進みます(当社比)。





松浦火力発電所が見えてきた。このご時世、君だけが頼りなんだから。








1時20分。
火力発電所まで下ったところでまた足が痛み出したので、その先の道の駅「松浦 海のふるさと館」で小休止。
少し休むと痛みも引くが、その間隔が短くなってきてる。う〜ん。ちょっと困った。





道の駅は写ってませんが、この施設、できたばかりなのかトイレが広くてきれい。
写真は道の駅横の松林になってる公園から。対岸は鷹島や福島だと思うんだけど、
なにぶん初めてなもんではっきりとはわからない。





足がいよいよ痛くなってきた。
どうしようもないので、左足の踏み方を変えるためにクリートの位置をかかと側に変更。これで痛みが治まればいいが。





3時。 松浦から伊万里までは下り基調。風も追い風で意外と早く伊万里に到着しました。
ちょっと振り返って見た有田川の河口です。このまま伊万里市街を左に見ながら、有田を目指します。








ここから有田までは有田川沿いの国道202号線を上っていきます。





国道が狭くて車が多いんで対岸を走ろうと思ったら、「通り抜けできません」だって。





3時45分。有田の陶器店の通りへ。陶器市の賑わいとは打って変わってひっそりとしてます。
ここまでくると帰ってきたって感じますね。波佐見まではあと少し。





4時15分。予定よりちょっと早く、朝、車を停めた波佐見川沿いの公園に帰ってきました。
やっぱり朝早く出発するのが、余裕があっていいですね。
足の方は、クリートを調整してから何とか走れました。根治しないとだめだけどね。

さて、じつはここ、波佐見温泉湯治楼の側なんです。最初からそのつもりでここに停めました。
早速、温泉へ。 っと、浴場に入った私を先客の皆さんがジロジロと見てる。
顔と、手のひらを除く二の腕から下と、足を除くひざ上から下が、くっきりと真っ黒に日焼けしてるから、
とにかく異様。そりゃ、見るわね。
いい温泉でした。露天風呂もいいけど、冷泉の半身浴がサイコー。今日一日の汗と疲れと痛みが溶けて流れ出した。


今日の花
実は国道沿いには花は少ないんです。いつもは、他人の庭の花を、心の中で許しを請いながら写してます。
庭の花は一生懸命手入れをしてるから咲いてる花がきれい。今日は、国道沿いということで2枚だけ。








最後に、九州のマッターホルン、川棚の虚空蔵山にさよならして帰ります。


今日の走行距離 133.4キロ
今日の満足度  100%(150%−足の痛み50%)