福岡へ。(長崎へ帰宅編、8月5日)


昨日(4日)は、向かい風の中を何とか福岡到着。疲れました。
さて、姪っ子たちと焼き鳥を食べながら、帰りをどうするか考えた。
せっかく自転車で来たんだから帰りもそのまま自転車で帰るのが当然だろう。
いやいや、重い輪行袋を持ってきたんだから電車か、高速バスでゆっくり帰ってもいいんじゃない。とかなんとか。

悩みましたが、昨日の向かい風がなんかムカつく。明日も北東の風なら復路は追い風です。
風に賭けてみるということで、復路も自転車で行くことに決定。コースはこんな感じです。









5時30分、福岡の朝焼けです。
弟君家族にはご飯から洗濯までお世話になりまして、本当にありがとうございました。
ちょっと頭が痛いのは昨日の疲れか、はたまた小洒落たパスタ屋さんの白ワインのせいか。
でも、頭以外は絶好調、今日もコンビニのスポドリとおにぎりを食べて、爽やかな空気の中を出発です。







まずは、鳥栖を目指して県道31号線を南下します。
なんとなく登り勾配みたいだけど、車が少なく、風も涼しくて快適です。
でももう既に、通り過ぎる東側のビルの合間から、バイオレンスビームが差し込んできます。







6時40分、福岡と佐賀の県境あたり。基山を通る県道(福岡?佐賀?)17号線から見る高速道路です。
この17号線(鳥栖筑紫野道路)はバイパスみたいな感じで信号がほとんどない。
多少のアップダウンはあるけど、この道も快適です。







鳥栖の手前あたりから東側の山系を望む。







さて、そろそろ向きを西に変えて佐賀市へ向かいます。その前に小腹が空いてきたので、カロリー補給。
で、朝の7時10分ですが、食べたいのはカップヌードル
威圧的な蝉の声を我慢して汗だくでの(ほんとの)外食かと思ってたら、なんとこのローソン、店内で食べれます。
MACHIcafeだって。涼しくておいしかった。







コンビニがあった養父町の交差点を右折し、国道34号を避けて、側道の県道31号を西に向かいます。
当分、背振山系の裾野を走ることになる。って思ってたら、国道34号へ出てしまった。
ちょっとした誤算だけど、これがもっと大きな誤算に。えぇ、風が追い風なんです。
日曜の朝で車が少ない国道を、風に押されて時速30〜35キロでクルージング。
わかっていても俺は剛脚なんじゃないか。実業団でもやれるか。なんて思ってしまうほど、足が軽い、軽い。







8時20分。ガリガリ君梨味でコンビニ休憩します。いまいちか。もう暑くなってきました。







9時。吉野ヶ里、神崎を通過して国道207号線へ。佐嘉神社佐賀県庁に到着しました。







佐賀城址のお堀を過ぎてから南下、旧広域農道の国道444号線を目指します。







国道444号線へ。ここからまた西へ鹿島に向かいます。暑い。暑い。
南下したり、西に向かったりですが、風は依然として追い風。ヨットみたいな進み方で距離を稼いでる。







9時40分、嘉瀬川を通過。涼しげな風景でしょう。
でも異常に暑いんです。これが追い風でなかったらとっくに蒸発してる。
右手奥が多良山系で左奥が雲仙です。あの間の諫早を抜けて帰ります。
まだまだ随分ありますね。好きで来たとはいえ、ほんと遠いなあ。







ここから50キロなんですが、そんなに速くは走れないし、太陽光線からの逃げ場がない。アツーーーーイ!!







10時30分、多良岳や経ヶ岳が大きくなってきた。次は鹿島です。







足が燃えてきました。なりふりかまわず冷水を靴に流し込む。爽快。土踏まずまで染み込んで気持ちいい。







鹿島を過ぎて有明海沿いに諫早を目指します。
先月の北部九州の豪雨の影響か、海はにごり、岸には流木が流れ着いてます。







これじゃ、船も出れないんじゃないかと思うけど。












12時。有明海に飛び込もうかと思ったほどに、とにかく水浴びがしたい。
何とか体を冷やそうといろいろと考えた挙句、太良町役場の側にある民族資料館で水道を借りて、
ホースで頭から全身に水をかけました。熱した石に水をかけたよう。ジューって音が聞こえた。
資料館のまじめそうな職員の方は呆れて見てたけど。もう人の目はどうでもいいんです。







やっと人心地がついたところ、資料館の玄関横に二宮尊徳先生の銅像が目に入りました。最近珍しいですね。







小長井を過ぎたあたりでしょうか。雲仙も近くに見えてきた。ここから諫早までが一番つらかった。
コンビニに寄って水を買っても、半分は体にかけてた。もったいないけど、1リットルまるまるかけたことも。







2時。諫早の長田バイパスを通過中。通りなれた道にきたんで少し足に元気が戻ってきた。
でも、ここから日見トンネルまでは1枚も写真も撮ってないんです。ただただ長崎を目指して足を回してた。







日見トンネルの東側入り口側にある手洗い用の山水です。
当然、体中にかけます。この水道を楽しみに日見峠を登ってきたんですから。
ただ、いつもは普通に登れる峠で足にまったく力が入らない。結局2度、座り込んで休憩しました。
さすがにこの炎天下、2日続けてのロングライドは足に堪えてます。







4時過ぎ、水辺の森公園に帰ってきた。ほっとした。疲れました。






復路の走行距離 160キロ。
補給したもの 覚えてないが、暴飲暴食。
水浴び回数 3回。

さて、2日間の感想ですが、
 ●いまさらながら、自転車は風の影響が強いですね。向かい風と追い風じゃ天国と地獄です。
 ●クーラーがなくても木陰は涼しい。(まぁ、相対比較ではありますが。)
 ●実は、既に戻ってきてから2日経過してますが、足、脚、膝、腰、お尻など、身体の痛みは出ていない。
  ということは、あのインソールは一応効果大という結果です。ただ、掌の中央部が痛みます。
  ハンドルの握り方は意識して変えてたんですが、ちょうどパッドのない部分のようです。
 ●まぁ、いろいろありましたが、とにかく完走できてよかったです。

それと、帰宅直後は、2.5キロの体重減。
ということは、もう一度行くと、5キロのダイエットは軽くクリアーするかな。