今日は鬼火です。
北日本は大変な吹雪となってますが、こちらはこんな感じ。
日が当たると暖かいんだけど、それでも西風が冷たかった。
さて、今日の脇岬地区は各自治会で鬼火が焚かれました。
どんど焼き、鬼火焚き、鬼の骨。なんていろいろな呼び名がありますが、
こちらでは、「オンノフー」と言ってます。
五島あたりでは鬼の骨と言ってるようだから、それが訛ったんでしょうかね。
鬼火は、畑や空き地、刈り入れが終わった田んぼなどでやってるところもあるし、
火をつける時間も夜だったり朝早くだったりしてますが、
このあたりは、場所は砂浜で、潮の干満で火つけの時間を決めてます。
海から浜へ少し南寄りに吹き上げる西風に合わせて、その方角から火を点けると、
ゴーゴー、バチバチッとスゴイ音を立てながら燃えあがりまして。
あっという間に燃え落ちました。
無病息災で1年過ごせるという火にあたり、
おばちゃんたちにもお神酒を回して・・・・・・
かっぽ酒が温まる間に、燃え残った熾火を網の下に運んで、
お正月のお餅を焼いていただきます。これもまた無病息災の素。
ワタシは、古いお札と昨年の賀状を焚いてもらいました。
風は冷たかったけど、埠頭の先に雲仙がしっかりと見えるいい一日でした。